岡口東京高裁裁判 ツイッター事件 |
投稿:院長 |
「最高裁は、国民の信頼を得ようと岡口裁判官を懲戒したのでしょうが、逆に国民の信頼を失っているように思います。また、こんな理不尽な強制があり、私生活まで統制されるような息苦しい職場はまっぴらごめんだと敬遠する若者も増えてくる気がします。今後、裁判官に任官を希望する修習生は、自らの出世だけを考えて最高裁にひたすら従うヒラメ候補か、こうした司法を放置しておくわけにはいかない、中から変えていこうという高い志を持つ者かいずれかでしょう。もちろん、後者の裁判官を精一杯応援します。岡口裁判官にも理不尽に屈することなく裁判官としてさらに発信し続けてほしいと心から願っています。」 これは岡口東京高裁裁判官への熱いエールを送る、弁護士さんのコメントです。 そもそも岡口裁判官の投稿はあくまで個人的なものであり、 裁判官の中でもスーパーエリートで、業務には全うしている裁判官です。 最高裁が下した戒告処分には彼曰く そもそも確固たる証拠もなく、公正な手続きもなされておらず、 重荷をおうたラクダさんにほんの小さな物をのせるとラクダさんの骨が折れるように、許容の範囲を超えている・・・ という意味不明な解釈であったそうです。 昔犬の飼い主に対して意見の注意にも関わらず再びという、 合わせ技一本という不合理なものであったと言います。 最高裁という最高権力であっても、正しい物は正しいと堂々と言える 彼の度量の大きさに、 私自身は同調致します。 たしかに人間である以上出世欲もあるのは当然ですが、 当初崇高な志を持ち最難関の職業を志した、 「初心の熱き思い」に再度振り返る事は大切と思います。 法曹界に君臨している人にしても医療人にしても、教育界にしても、 政治家にしても、 いつしか易きに流れている自分に喚起させられたこの事件です。 個人的にはツイッター事件は問題がないと思います。 ひらめ裁判官、患者様と呼びただただ迎合する医療人は本当に正しいのでしょうか? 当初の日本を変えたいという政治家さんは何処に? 我々の諸先輩のように 「ダメです。そのような事は無理です。」とハッキリと物を言う 方々は概ね引退し師弟に譲ったとも聞いておりますが、 彼らは言葉は剛速球でもハートがありました。 (デッド・ボールも食らいました。 笑) 私自身は跡継ぎもいませんので、 現役最年長歯科医師を目指したいと思っております(笑) |
2018年11月3日(土) |
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